もともと髪の毛の色素が薄い人は何が違うのでしょうか?
シンバカズヤ
これは色素の量自体も関係していますが、色素の種類のバランスも大きく関係しています。
髪の毛の色は何で決まる?
髪の毛も肌も、元の色はメラニン色素という体内でつくられる天然の色素が関係しています。
単純な部分はそのメラニン色素の多さで変わってくるのですが、実はもうひとつ色を左右する要素があります。
それがメラニン色素の種類です。
主に黒褐色の真性メラニン(eumelanin、エウメラニン)と、橙赤色の亜メラニン(Pheomelanin、フェオメラニン)の2種類がある。
出典: メラニン - Wikipedia
これですね。
簡単に言えば、黒っぽいメラニンと赤茶っぽいメラニンがあるんです。
その量のバランスでも髪の毛の色が変わってきます。
黒っぽいメラニンが多ければ当然髪の毛は黒く、逆に赤茶の方が多ければ髪の毛の色はやや茶味がかって見えるでしょう。
なので、
メラニン色素の量 × メラニン色素の種類のバランス
で髪の毛の色が決まっています。
メラニンの量やバランスは何で決まるのか?
これは一番大きいのは遺伝的な要素が大きいと思います。
突然変異でもない限り、全く親世代との関係のない髪質になることはまれです。
また、これは個人的な意見ではありますが後天的には食べ物の影響もある気がしています。
なんとなくですが、最近の10代以下の人たちを見ていると、もともと色素の薄いような、あまり黒髪っぽくない人が増えてきている気がします。
以前に比べれば伝統時な和食よりも、洋食にちかい食生活の人が多いからではないかと思っています。
ぜひ参考にしてみてください!
お役に立てれば幸いです。