サロンカラーとセルフカラーの違いってなんですか?
シンバカズヤ
僕自身の見解としては、薬剤の強さや染まりの具合、色の豊富さなどの違いも確かにありますが最も大きな違いは圧倒的に技術の差です。
薬剤の違いは大したことない?
わりとよく語られるのは薬剤の違いの面での事が多いのですが、確かに違いはあるものの最大の違いは「技術」だと思います。
よくあるホームカラーが原因の失敗も、仮に同じ薬剤でプロの美容師が施術していたらゼロとは言わないまでもかなり少なくなると思います。
考えてみれば当たり前かもしれませんが、美容師もカラーの薬剤を塗布するという技術に対してかなりの時間をかけて「練習」します。
薬剤の優劣というのももちろんありますが、あくまでどのような使い方をされるかに合わせて一番効率がいいように作られているだけです。
サロン専用の薬剤は美容師が使うときに使いやすいように。
ホームカラーの薬剤は一般の方が自分で染めるときに染めやすいように。
やはりそういった部分から考えても、最大の違いはその「技術」になるでしょう。
考え方は料理に似てる
もう少しわかりやすく説明するなら、ヘアカラーは料理に似ています。
その材料(髪の毛)をどんな料理(仕上がりの明るさや色味など)にしたいのか?
それに合わせて使う調味料(カラー剤)は変わりますよね?
その時に大事になるのは果たして調味料の種類か?
それとも作りかたや分量か?
両方とも大事なのはそりゃそうなんですが、やはり作りかたや分量を間違えれば根本的に違う料理になってしまいますよね。
調味料の多少のいい悪いはプロの料理人なら多少の差ならカバーできるでしょう。
サロンカラーとホームカラーは根本的に違うものです。
何を優先するのか?髪の毛をどうしていきたいのか?
そういったことも考えながら、ご自身にあったカラーリングを選びましょう。
参考になりましたでしょうか?
お役に立てれば幸いです。