ストレートしたら髪がチリチリに。原因は?
シンバカズヤ
状態や今までの髪の毛の履歴にもよりますが、髪の毛が薬剤の負担に耐えきれなかったのが原因の可能性が高いです。
今回のケースは実際に僕の担当しているお客様に相談いただいた内容です。
普段は僕がストレートを担当しているのですが、たまたま都合が合わず他店でカラーと同時に施術。こめかみの上の部分が全体的にチリつき、手触りもまとまりも悪い状態でした。
普段は僕がストレートを担当しているのですが、たまたま都合が合わず他店でカラーと同時に施術。こめかみの上の部分が全体的にチリつき、手触りもまとまりも悪い状態でした。
ストレートしたのに逆にまとまりが悪くなる理由
今回の場合は、かなりシンプルなのですが単純に髪の毛の耐えられる負担の許容量を超えてしまったことが原因だと思われます。
そしてその許容量というのは人によって全く違います。
そしてその許容量は日々のシャンプーやカラーやパーマ、もちろんストレートなど髪の毛に手を加えれば加えるほど減っていきます。
イメージとしては、人間の体でいう「アレルギー」に近いでしょうか。
花粉症などもなる人もいればならない人もいるし、なるタイミングは人によってそれぞれですよね。
一説によれば、その人ごとにサイズの異なるコップがあり、そのコップの量以上の花粉に触れてしまうと花粉症が発症するのだとか・・・。
その説の真偽はともかく、この話でいう髪の毛の場合の花粉が「ダメージ」です。
このダメージの許容量が限界を超えると、アレルギー反応ではありませんが、髪の毛の構造自体が壊れてしまいます。
そうすると、チリついたようなまとまりの悪い髪の毛になってしまうんですね。
更に言えば、同じ人の髪の毛でも場所によってその強度が全然違います。生え際などの産毛に近い部分は弱く、襟足付近などは比較的髪の毛が太く丈夫な傾向にあります。
また、今回のケースではご自身で月に1~2回、セルフで白髪染めを繰り返されていたのが原因の一つでもありました。ご自身でのカラーリングの場合、必ずといっていいほど薬剤の塗る量や場所によってのムラが発生するので、より場所によっての傷み具合の差が出てきてしまいます。
また、今回のケースではご自身で月に1~2回、セルフで白髪染めを繰り返されていたのが原因の一つでもありました。ご自身でのカラーリングの場合、必ずといっていいほど薬剤の塗る量や場所によってのムラが発生するので、より場所によっての傷み具合の差が出てきてしまいます。
なってしまった場合の対処は?
ケースバイケースですが、カットできるならば切ってしまうのが最善です。
基本的にこうなってしまった場合には、髪の毛自体を元に戻すのは現在では不可能です。
ただし、根元付近などで起こってしまった場合にはさすがに全て切るわけにはいかないので、何とかヘアケアで扱いやすくするほかありません。
何を使えばいいか・・・は本当に人によるのでサロンで相談しましょう。
参考になりましたでしょうか?
お役に立てれば幸いです。