ヘアマニキュアとは?
カラーリングに使用する薬剤にも色々とありますが、ヘアマニキュアは名前の通り 髪の毛のマニキュア です。
なので、色はつくのですがあくまで表面的なものなのです。
通常のカラー剤(ファッションカラーやおしゃれ染め、グレイカラーなどと言われるもの)は髪の内部に薬剤が浸透して、もともとあるメラニン色素を分解して明るくしながら色素を内部に定着させていくタイプの物がほとんどです。
イメージとしては、洋服でたとえると・・・
通常のカラーは1度漂白をして、真っ白に近い生地にあらためて染めを施す感じ。
ヘアマニキュアは、生地そのものの色の上から染めていく感じ。
なんとなく伝わりますでしょうか?
あくまでイメージしてもらうための例えなのですが、わかりやすく言うとそのような感じです。
当然、漂白した上から染める方が色はきれいに染まりますよね?
その反対に、もともと黒い生地にどんな色を染めようと、色味はほとんど感じられないはずです。
なので、質問者様がおっしゃるように基本的にはすでにカラーリングしていて明るくなっている、もしくは一度脱色などをして地毛のトーンを明るくしてからヘアマニキュアをしていくのが一般的かと思います。
マニキュアのいいところ
じゃあそんな地毛の黒髪だと色味がわかりづらいマニキュア、一体なにに使うのか?
明るい毛に使うなら他のカラーリングの薬剤でいいじゃないかって声が聞こえてきそうですが、マニキュアにはそれなりにいいところもあります。
まず、ダメージがほとんどないこと。
あくまで表面をコートするように色味をつけていくので髪の対する負担は限りなく少ないです。
また、そういった特性上仕上がりはわりとつるっと仕上がり、手触りは良くなることが多いです。
また、ご自宅でセルフでやるためのような市販のものは保存が効きます。
通常のカラー剤は1剤と2剤と言うものを混ぜ合わせて使用するので、基本的には使い切りです。
が、マニキュアは混ぜたりしない単品で使用できるものがほとんどなので余った分は次回に取っておけます。
このあたりはご自身で染める方には結構嬉しいかもしれませんね。
ただし、自分でマニキュアする際にはくれぐれもお肌や周囲の壁や床などに飛ばさないようにご注意を・・・!!
すぐ拭き取ってもなかなか取れません。
まとめ
使い所はある程度決まってきてしまうのですが、発色が良かったり他の薬剤に優るいいところもあります。
何を求めるかで使用するカラー剤や施術を決められるといいですね!
参考になりましたでしょうか?
お役に立てれば幸いです。