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方法はいくつもある
まず、ヘアカラーの色もちを良くするための方法はたくさんあります。
ありますが、何がどのくらい効果があるかは個人差が大きい部分です。
お医者さんでもらう薬も同じような効果でも種類がたくさんありますよね?
あれもやはり同じ効果を狙っても効き具合が人によって全然違うそうなので、いろんな人に対応できるように多くの種類があるそうです。
話が逸れましたが、今回はアフターケア以外の部分で効果が大きいであろう方法について解説します。
ヘアカラーの仕組み
とても簡単に言ってしまうと、ヘアカラーの仕組みは大きく2つに分かれます。
それが脱色と発色です。
そのままですが、脱色は色を抜くこと。漂白に近いですね。
そして発色は色を入れること。脱色の真逆です。
つまり、地毛のメラニン色素という色を抜いて、人口の染料をいれていく。
これがヘアカラーの(すごくざっくりとした)仕組みです。
発色はそのままの意味合いなので、なんとなくお分かりの方が多いと思うのですが、脱色はなぜ必要なのか?
これは地毛のままだと、色素を入れていってもわかりづらいからですね。
極端なたとえですが、黒のTシャツと白のTシャツ、どちらが汚れは目立ちますか?
当たり前ですが、白いほうですよね。
これと同じで、黒のままだと色をいれてもわからないので黒を少し漂白して色落ちさせる。
その上で色を入れていくので、髪の毛の色が変わるわけです。
地毛のメラニンがポイント
ここで色もちのポイントになるのが、地毛のメラニン色素です。
簡単に言えば、地毛のメラニン色素が多く残っている方が、色もちはよく感じます。
なので、基本的には明るさが暗めの方がもちはよくなります。(明るくなればなるほどメラニン色素を削ります)
ただ、これってお客様側が自分で薬剤をつくるわけではないので完全にコントロールはできない部分です。
カウンセリングの段階でしっかりと、色が抜けやすくてなるべくもちをよくしたいことを伝えましょう。
また、一度の施術では実際に色がどのくらい抜けやすいのかは正直判断しかねる部分があります。
可能であれば同じ美容師さんに担当してもらって髪の毛の特性を理解してもらうのも大切です。
参考になりましたでしょうか?
お役に立てれば幸いです。