こんにちは。シンバです。
昨日の夜、こんなツイートを見かけました。
JHD&Cのウィッグは正式には31cmの長さの毛髪が確保できなければ、国で認可された医療用ウィッグの製造が出来ません。ところが15㎝からOK!といったヘアドネーションの情報が拡散され、必要な長さの毛髪がどんどん減っています
— 【公式】NPOJHDAC(ジャーダック/ヘアドネーション) (@NPOJHDAC) September 29, 2017
実際に15cmではフルウィッグにはなりません
JHD&Cは一般のドナー様からヘアドネーションや募金の受付ける日本初の団体です
— 【公式】NPOJHDAC(ジャーダック/ヘアドネーション) (@NPOJHDAC) September 21, 2017
ご寄付により日本で唯一JIS規格の医療用フルオーダーWigを制作し、18歳以下の子どもたちに無償で提供を行っているNPO法人
*JIS規格以外のwigは医療wigとして認められておりません
2009年の活動当初よりJHD&Cでは31㎝以上の毛髪のご寄付をお願いしております。これは、無毛症・脱毛症・抗がん剤治療などにより、毛髪が抜け落ちてしまう(生まれつき無毛の)子ども達の頭を包む「全頭用」=フルウィッグかつ、JIS 規格医療用ウィッグ製作に必要な長さであるためです。
— 【公式】NPOJHDAC(ジャーダック/ヘアドネーション) (@NPOJHDAC) September 29, 2017
なんと...!!
おそらく15cmのヘアドネーションってこれのことだと思うんですが...。
ジャーダックとは別の団体が行なっているものですね。
15センチというのはフルウィッグではなく、あくまで付け毛のような部分的なものに使われる最短の長さのようです。
個人的にはこんな記事書いてるくらいなので、「ドネーションのハードルが下がって認知度が上がって参加する人が増えたりしたらいいなー」とか思ってたんですが、どうやら現実はそうでもないらしいです。
いや、ドネーション自体に参加したり興味を持つ人が増えているかもしれないので一概には言えませんが、ある意味長くなるのを待たずに参加しようと思う方が増えるというのもトレードオフなのかな、、、と。
長い髪の毛の方が慢性的に不足しているようですし、人毛の価格がめちゃくちゃ高いのは事実。特に50センチ以上の長さが本当に不足しているようです。
個人的には15センチのドネーションも何度かお受けしたのですが、今後は31センチ以上のみ受け付けようと思います。
良い悪いの話ではないんですが、やっぱり本質的に難易度が高くて、集まりにくい部分に協力したいなと思います。
ヘアドネーションに興味がある方は、ぜひ一度ご一考していただくきっかけになれば。