こんにちは。シンバです。
今回は夏の間に起こりやすい髪の毛のダメージの原因をランキング形式で説明していきます。
いま現在の髪の毛の状態にも影響を及ぼすのはもちろんですが、放っておくと秋になった時に髪がパサパサ、ゴワゴワなんてことにもなりかねません。
なってしまってからの対策よりも、なる前の予防が大切ですよ。
第3位 汗
特に7月に入ってからは暑い日がほとんどです。
関東でいえば9月頃までは夏の気候が続きます。
そんな時に誰しもがかく汗。
これって実は髪の毛にも悪影響って知ってましたか?
当社研究結果より、紫外線と汗による毛髪への影響は、キューティクルの破壊だけでなく、毛髪の内部までダメージを及ぼすという結果になっています。
出典: 夏が終わると髪のダメージが進んでいます。その原因は?|お客様相談室Q&A|デミ コスメティクス
このように、汗単体ならそこまで問題にならなくても紫外線とセットになると上記のようにかなり深刻なダメージの原因になりえます。
また、あくまで塩分なので、汗をかいたまま放っとくと髪の毛の感触が悪くなりやすいので、しっかりとシャンプーなどで洗い流すのが大事です。
第2位 海水・プール
こちらもこれからの時期特有ですが、海やプールなどに行く人は多いはずです。
そんな中で、海は塩分。
プールは塩素。
これらは汗と同様に、髪の毛の表面のキューティクルを開きやすくしてしまい、髪の毛の内部の成分などを流失してしまいやすくなります。
カラーリングしている髪の毛などは顕著に影響が出やすいので注意が必要です。
これらの場所に行った時には、
- なるべく髪の毛を濡らさない
- 濡れてしまったらなるべくはやく洗う
- トリートメントなどでしっかりと油分を補給
といったケアが重要になります。
第1位 紫外線
これはもう言わずもがな、ですが・・・
1年を通してみても日照時間も長く、紫外線量も多く降り注ぐ季節です。
毛髪は紫外線により乾燥、強度の低下、表面の粗雑化、色素や光沢の消失などの影響を受けます。
しかし、その機構はまだ詳しく解明されていません。通常、紫外線が毛髪に当たると紫外線は吸収され、毛髪を構成しているアミノ酸(シスチン、チロシン、フェニルアラニン、トリプトファンなど)が酸化されて別の物質に変化してしまいます。こうなることで、毛髪を構成しているケラチンタンパクがダメージします。
また毛髪のS-S結合が切れ、酸化によってシステイン酸(SO3H)が生成することでも毛髪がダメージします。
プールや海水浴などで髪が濡れた状態で紫外線を浴びるとシステイン酸の生成が加速され、さらにダメージが大きくなります。
出典: 【毛髪】紫外線と毛髪について| 毛髪研究 最前線|デミ コスメティクス
このように、わかりやすい部分で言えば髪の毛の色や明るさなどに変化が出るのですが、それ以外にも髪の毛の内部の構造までにも影響を与えます。
また、同時に上述の2つの原因と合わさることによってよりダメージの進行を早めることになりかねません。
これも同じなのですが、アフターケアよりもはるかに予防が大切です。
髪の毛用の日焼け止めや、そういった効果のあるサロントリートメントを必ず事前に行っておくことをお勧めします。
もちろん、浴びてしまったらしっかりと保湿や油分の補給を中心にトリートメントなどでケアすることも必須ですよ。
いかがでしたでしょうか?
ほんの少しの積み重ねで、秋口の髪の状態がまったく変わってきますよ。
ご自身に当てはまりやすそうなものからでいいので、ぜひ対策してみてください。