髪の毛が濡れていると色が違って見えます。なぜですか?
シンバカズヤ
髪の毛は水分を含むと基本的に暗く見えます。ただし、色の差は元の色によってかなり違ってきます。
髪の毛の色は・・・
日本人は元がほぼ黒髪なのでわかりづらい部分がありますが、髪の色が明るいとその差ははっきりわかりやすいですよね。
よくサロンでもありますが、ヘアカラーをして仕上がりが暗い気がしたけど、乾かして見たらそうでもなかった、なんて話はザラです。
なぜそういったことが起こるのか?
そもそも色が見えるのは、光の反射の仕方が物や色の種類によって違うからです。
なので、同じ髪の毛でも乾いている状態と濡れている状態では光の反射の仕方がかなり変わってきます。
それが「同じ色のはずなのに違って見える」現象の原因ですね。
考えてみてください。
洋服でも乾いた状態と洗濯後の濡れている状態ではやはり色が違って見えませんか?
そもそもそんなこと意識することもないかもしれませんが、よくよく思い出してみれば原因は同じようなことだったりするわけです。
応用の仕方として
こういった現象を利用すると、ちょっとした時の髪の毛の印象を変化させることも可能です。
例えば、少しフォーマルな場所であったりする場に行く時には通常のものよりもウェットな質感(濡れているように見える)のスタイリング剤などを使用すると、より落ち着いて上品な印象に仕上げやすいです。
また、同じようにややカジュアルよりもドレッシーな雰囲気に近づけたい時にはやはり同様のウェット寄りのツヤのある質感がおすすめです。
逆にカジュアルに見せたい場合などは、マットなドライよりの質感に寄せるとそういった雰囲気がつくりやすくなります。
参考になりましたでしょうか?
お役に立てれば幸いです。