髪の毛は末端の組織
まず基本的なお話なのですが、髪の毛は爪と同じように体の中でもっともはじっこにある部分です。
そして同時に神経が通っていません。切っても痛くないですよね?
なので、一番栄養が行き届きにくい部分だと思ってください。
体の中で、仮に栄養不足になった時に真っ先に栄養の供給がカットされるのが爪と髪の毛です。
極論ですが、髪や爪の質が多少悪くなっても生命には直接影響がありません。
けれど、内臓や脳などの体の中にある部分は違います。
これも究極ですが、内臓ってどれかひとつでも悪くなってしまったら命に関わります。
前置きが長くなってしまいましたが、何が言いたいかというと「身体が不健康なのに髪の毛がキレイ」という状態はありえないということです。
その点をふまえておかないと、いくら髪の毛にいいとされる食べもを食べても、絶対に髪質はよくならないし、キレイにもならないと思うからです。
髪の毛の原料はたんぱく質
これって当たり前のようですが、髪の毛の主成分はたんぱく質です。
vol.13 髪の基礎知識 ― 「髪の成分」
普段何気なく触っている髪。それは一体何でできているのでしょうか。ケラチンタンパクは80~90%をしめる。
タンパク質の種類は
実にさまざまで
約10万種類あります。髪はタンパク質から
できています。
人の体もタンパク質のかたまりです。髪や爪、肌の角質は、
硬い性質の
ケラチンタンパク。肌や内臓は、
軟らかい性質の
コラーゲンタンパク。
DEMIさんのサイトからの引用ですが、髪の毛の80%はケラチンというたんぱく質です。
なので、このたんぱく質が不足すると髪の質は悪くなると言われています。(個人差あります)
同時に、たんぱく質だけでは髪の毛は作れないのでミネラルが必須になります。
そのほかにもビタミンなど。
結果的には身体が健康になるために必要な栄養素が、髪の毛にも必要なんですね。
具体的なおすすめのたべもの
それでは、やっとですが髪の毛にいい影響を与えると言われている食べ物を紹介していきます。
・ナッツ
・牡蠣
・豆類
・鶏肉
・緑黄色野菜
・わかめ
こんなところでしょうか。
卵や豆類、鶏肉は良質のタンパク源ですし、野菜はビタミン。
牡蠣やナッツは亜鉛を多く含み、体内で髪の毛を作る時に必要になります。
また、海藻であるワカメには同じくミネラルが豊富なのと「ヨード」という血行を促進する栄養素が含まれているので髪の毛に栄養素が運ばれやすくなります。
繰り返しになりますが、バランスよく食事をとり、規則正しい生活が前提になります。
参考になりましたでしょうか?
お役に立てれば幸いです。