秋は季節の変わり目
この時期はなかなか気温が安定せずに、体調なども崩しやすい季節です。
では髪の毛にとってはどうなのか?
ここで考えるべきなのは、夏が終わったあとの髪の毛の状態と秋という時期の気候や環境の変化です。
その点を理解すると秋のこの時期にどのように髪の毛をケアしていけばいいのかがわかりやすくなります。
夏の後の髪の毛の状態は
夏が終わった後の髪の毛はたいていの場合、何らかのダメージや日焼けなどが原因の中心になりますが傷んでいます。
もっとわかりやすく言えば乾燥していることが多く、手触りがごわついている場合が多いんですね。
もちろん個人差はあるので一概には言えませんが、こういった傾向はどんな人にでもあります。
なので、こういった乾燥している状態の髪の毛をケアしていくのが基本になります。
秋の気候と環境の変化
秋は基本的に涼しくなってきてすごしやすい季節になるわけですが、髪の毛にとってはなかなか微妙な季節です。
それまで高かった湿度は下がってくるので基本的には扱いやすくなってくることが多いのですが、逆にデメリットにもなりえます。
以下、2015年ですが気温と湿度のデータです。気象庁からお借りしました。
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月ごとの値
出典: 気象庁|過去の気象データ検索
赤ワクで囲った部分に注目して欲しいのですが、まず9月から10月になると平均気温が一気に10℃台に下がってきます。
それにあわせて当然ながら空気中の湿度も下がってきます。
こちらは最小湿度をみるとわかりやすいのですが、8月から9月にかけて一気に下がっているのがわかると思います。
つまり空気自体も乾燥しやすくなってくる、ということです。
まとめると、髪の毛自体も乾燥しやすくなっているところに追い打ちをかけるように気候自体も乾燥してきます。
そのようなタイミングで何もしなければ、やはり髪の毛がパサパサしたり、きしみやごわつき、まとまりが悪いといった症状が進行していきます。
なので、このちょうど秋に差し掛かるタイミングで一度トリートメントなどのケアをしておくのがおすすめです。
髪だけでなく頭皮も同様に乾燥しやすくなってくるのでヘッドスパなどもいいでしょう。
また、お家でのホームケアも早めに保湿を意識したアイテムを揃えておくのがいいですよ。
何事も早めはやめに、起きてからではなく予防が大切です。
ぜひ参考にしてみて、できることからでいいので何か一つ試してみてください!
お役に立てれば幸いです。