パーマは“髪の毛を曲げる”技術
日本人はどうしても頭の形に凹凸が少なかったり、地毛が黒髪なので髪型がペタンコに見えやすいという特徴を持っています。
(もちろん全員がそうではありませんが、傾向として)
特に直毛で髪の毛が柔らかめ・細めの方は「ボリュームが欲しい」とおっしゃる方も少なくないです。
特に頭頂部のトップの部分のボリューム感は髪型から受ける印象にも大きく影響するので重要な部分です。
そういった時にパーマをするのはもちろんいいのですが、一つ理解していただいておいた方がいいのは、パーマをかければ無条件でボリュームが出るわけではないということです。
ちょっとした差なんですが、ここを勘違いしてしまうと「パーマかけたのに全然ボリュームなんか出ないよ...」となってしまう可能性すらあります。
パーマというのは「髪の毛を曲げる」技術です。
そして髪の毛が曲がった結果、ボリュームが出ているだけです。
喩えの話ですが、ケータイの充電ケーブルなんかをかさばらないように収納したい時ってきれいにまっすぐまとめますよね?
ぐちゃぐちゃに丸めただけだとかさばってしょうがないはずです。
これと一緒で、本来まっすぐに近いものがそれぞれ曲がることで本来よりもボリュームが出てきます。
パーマでキープしやすくなる?
パーマをかけると上記の通り髪の毛が曲がり、結果としてボリュームが出やすくなります。
ふんわりさせやすくなる、ってことですね。
ただし、たいていの場合はここにスタイリングが必須となります。
基本的にはパーマは土台となる形付けを行うようなものなので、スタイリングしないとくせ毛と同じようなものです。
あくまでも「扱いやすいように人工的に髪の毛のクセをつくっている」ので、最後には何らかの方法でセットしないと一番いい状態をキープするのは難しい場合が多いです。
また、特に頭頂部の根元のボリューム感は何らかの方法で固めないと長時間キープするのは難しいです。
こういったスプレーをほんの少しだけ根元に使うのがおすすめです。
あくまでパーマも「アイテムの一つ」です。
上手に利用してヘアスタイルをたのしみましょう。
参考にしてみてください!
お役に立てれば幸いです。