パーマの出し方とは
けっこうよくある相談で、場合によってはこれが原因でもうパーマはかけたくないなんてお話も聞いたりします。
ほんとうにケースバイケースなので、今回はパーマ自体はしっかりとかかっているけれどうまくスタイリングできないときに多い原因とその対策を解説していきます。
まず前提として、かけてもらった美容師さん本人に聞くのが一番です。
どんな方法で、どんな薬剤を使ってどんなヘアスタイルにする予定でパーマをかけたのか。また、カットをしてあるのか。
これらによってまったくスタイリングの仕方が変わってきます。
その上でうまくいかないときにはどんなことが原因のことが多いのか?
大きく分けると3つパターンがあって、
- スタイリング剤を使用していない(しててもあっていない)
- 水分が足りていない
- ドライヤーなどで乾かすときに引っ張ってしまっている
この3つが原因のことが多いです。
順番に解説していきます。
スタイリング剤を使用していない場合
この場合はいたって簡単ですが、スタイリング剤を使えばいいだけです。
パーマをかけたら何もしなくてもいいと思ってらっしゃる方がいらっしゃるのですが、多くの場合そうではありません。
かならず髪の毛同士を適度にくっつけるものが必要です。髪の毛の動きや質感は、髪の毛同士がくっつくことによって生まれます。
そういった意味でもスタイリング剤があった方がパーマの動きを表現するのには有利になります。
水分が足りていない場合
パーマの種類にもよりますが、基本的にはパーマは水分があった方がしっかりと形が出るはずです。
乾くといなくなるけど、濡れると出てくるといった経験はありませんか?
そういった場合にはできればスタイリングの前に水分を補給することをおすすめします。
最低でもパーマがかかっている部分をすこし湿る程度でいいので濡らしてからセットしてあげるだけで変わるのでぜひ試してみてください。
ただし、あまりびしょびしょになるまで濡らしすぎるとスタイリングに時間がかかるのでほどほどに。
ドライヤーなどで乾かすときに引っ張ってしまっている場合
このパターンも意外に多いのですが、自分で乾かすとどうしても左右どちらかを引っ張りながら乾かしてしまいがちになります。
また、朝の時間がない時などに急いでいたりするとついつい強めの風で乾かしてしまいがちになりますが、それも場合によってはパーマを伸ばしてしまい、うまくセットできない原因になってしまいます。
理想は、根元のみ乾かしたら毛先の方のパーマ部分は弱風で乾かすことです。
もしくは自然乾燥が可能ならばそれでもいいかもしれません。
とにかく引っ張らないことがコツです。
うまくパーマを再現できないときには、ひとつひとつ試してみてください。
参考にしてみてください!
お役に立てれば幸いです。