スタイリング剤による違い
案外わかっているようでわからないスタイリング剤の分類。
確かにジェルとグリースは見た目は透明なものが多くてツヤっぽく仕上がるのも似ています。
じゃあ何が違うのか?
わかりやすい違いは固まるかどうかです。
厳密に成分が決まってるわけではないと思うのですが、以下のような成分状の違いもあります。
ヘアジェル
水と樹脂を練り合わせたゼリー状のもの。多く強い整髪力がある。
ヘアジェルは粘性のあるゼリー状の水性整髪剤で、髪をハードに固定することを目的として使用される。髪へのなじみがよく、べたつかず、ごわつかないハードなセット力で毛髪への密着性が高い特徴を有する。整髪成分はカルボキシビニルポリマーやカラギーナンなどの水溶性高分子によってつくられる高粘度のゲルに、合成高分子(ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン・メタクリルアミド・ビニルイミダゾール共重合体など)を加えたものであり、硬くてドライな仕上がり感が得られる。最近では形成したヘアスタイルの持続性を高めるために新たな合成高分子が開発され、機能性の向上が図られている。
出典: 整髪料 - Wikipedia
グリース
油性、水性とがある。油性は多くポマードと呼ばれ、水性は水溶性(水性)ポマードとも呼ばれる。
セットと共に艶を出したいときに使用する。
出典: 整髪料 - Wikipedia
あとはやはり用途でしょうか。
どちらも整髪料に違いはありませんが、ジェルは固まるのでよりショートヘアとの相性がいいです。
パキッと立ち上がりをつけたりするのに最適です。軽めの使い心地も特徴です。
お湯でさっと落ちるのもいいところ。
↑これがジェルです。
対してグリースは固まらずにどちらかといえばまとまりを出すのに向いています。
七三のような分け目をはっきりつけるスタイルや、タイトにまとめたい時などはグリースの出番です。
つけ心地はやや重いものが多く、よくも悪くもベタッとします。
ただ、固まらないので何度でも再整髪が可能です。
↑これがグリースです。
どちらがいいとかではなく、髪型やTPOに合わせて使えるといいと思います。
両方にそれぞれ良さがありますからね。
参考にしてみてください!
お役に立てれば幸いです。