ご自身の髪質やぴったりのお手入れ方法、似合う髪型について本当に知っていますか?
こんにちは。Hairpediaを運営しているシンバカズヤと申します。
普段は原宿のサロンにてフリーランスの美容師として活動しています。
突然ですが、あなたは美容室に行くのが好きですか?
また、現在の髪型や自分の髪質、ファッションも含めた外見に満足していますか??
また、以下のような悩みはお持ちではないでしょうか?
- そもそも美容室は苦手だし緊張する
- 美容室はどこに行っても同じ
- 思った通りになったことはない
- そもそも何が似合うのかもわからない
- 自分の髪の毛が好きじゃない
- 本やネットで見た通りにやってもうまくセットできない
- おしゃれなサロンになんて怖くて自分は入れない
- 髪型を褒められたことがない
実際に美容師をしていると、初めて担当させていただく方からこういった声をとっても多くお聞きします。
人それぞれ理由はさまざまですが、ヘアスタイルや美容室に対してなんらかの「苦手意識」のようなものをもっていらっしゃる女性は多いものです。
これは実にもったいない!
そもそもヘアスタイルも含めたファッションというものはとっても楽しいものです。
人の気分を前向きにしたり、明るくやる気になるパワーがあるものです。
なのに、なぜだかそういったものは「ある一定の限られた人だけ」が楽しめるような、そんな空気が世の中に漂っています。
現在の世の中にはヘアスタイルに関する情報は溢れています。雑誌などをはじめとした書籍やネット記事の情報、YouTubeやInstagramのスタイリング動画や画像での解説など・・・数えたらキリがありません。
同じようにシャンプーをはじめとしてトリートメントや洗い流さないオイルや乳液、ワックス、ヘアクリーム、スプレーなども星の数ほど販売されています。
でも実際にCMや雑誌、ヘアカタログなどに載っているようなきれいなヘアスタイルを実際にしている女性が街中にどれだけいるでしょうか?
いないことはないですが、ほとんど見かけないはずです。
なぜか?
僕が考える理由はまず大きく2つです。
ヘアスタイルはかなり個人的な要素によって左右される
そもそも論なのですが、髪型は非常に個人差の大きい要素によってその仕上がりが左右されます。
ざっくりとした分類でも、
- 髪質(太さ)(量)(クセ)(硬さ)
- 頭の骨格
- 髪の毛の生え方
これらが複雑に組み合わさっています。
十人十色どころの話ではないですね。
だから、そもそも同じようにカットしたりパーマしたり、乾かしたりアイロンしても同じようになるわけがないんです。
だって違うんですから。ものすごくカンタンな理屈です。
やったことある方はお分かりだと思いますが、雑誌やテレビ、動画などの通りにやってみてちゃんとその通りになりましたか?
「ちょっと違うけど、私の髪の毛だとこんなもんなのかな・・・?」
「なんかうまくいかないけど私が不器用だからかな・・・」
こう感じた人がきっと多いのではないでしょうか。
断言できますが、それは違います。
だって条件がもともと違うんですから。でもそういった事は絶対にどこにも書かれていません。
まずこれが理由の一つ目です。
多くの方が自分の髪質や頭の骨格、生え方など正確に知らない
これは上の1つ目の理由に関係してきますが、ほとんどの方が自分自身の髪質や骨格、生え方などの特徴などを理解していません。知らない、といった方が正しいでしょうか。
ただこれは無理もなくて、普通は自分の髪の毛しか日常的には触りませんよね。
他の人の髪の毛と比較する機会がなければ違いを意識することもありません。
当たり前です。どちらかと言えばこれは美容師側に責任があると思っています。
美容師がなるべく客観的にその人の髪の毛や骨格、生え方の特徴を伝えなければ自分自身で把握するのは難しいでしょう。
ただし、これをちゃんと自分自身で把握できていればかなりヘアスタイルの扱いや楽しみ方が変わるはずです。
本やネット上の情報でもただただ鵜呑みにせずに、自分自身の髪質に置き換えて「私の場合はこうだから、こうしたほうがいいかな」なんていう判断ができるようになります。
ただ僕自身も美容師ですから、どうしても技術職なので「なんとかカットを上手にして、お客さんが何にもしなくてもいいように頑張ろう!」と思ってしまったりします。
決して間違ってるわけではないと思いますが・・・実際に「技術の前にお客さん自身のことをしっかり知ってもらおう」といった発想に至るのは難しかったりします。
なかなかそれを理解していただこうと説明する時間を取るのも現実的には厳しいのもひとつの要因だと思います。
以上の2つの理由から、
このように、ただただ自分のことを理解してくれて値段もちょうど良くて通える範囲にあって、上手な美容師さんを探し続けるよりかは、自分自身の髪の毛のことをしっかりと理解して、ただしい扱い方を学んだ方が確実に効率がいい(=ヘアスタイルを楽しめる)と思います。
では上記の個人的な自分の髪の毛のことを知るには?
これは簡単で、美容師さんに「自分の髪質や髪の生え方、頭の形など」と教えてもらうのが1番確実で1番早いです。
何故かと言うと美容師さんは毎日いろんな髪質やいろんな髪の毛の生え方やいろんな頭の形にじかに触れているからです。
なんでもそうですが、たくさん知らないと比較はできませんよね??
繰り返しになりますが・・・
- 頭の形が丸いのかそうでないのか?
- 髪の毛が太い?細い?標準くらい?
- 硬いのか柔らかいのか?普通なのか?
- クセはあるのか?あるとしたらその程度やタイプは?
- 生え方のクセや特徴はあるのか?つむじの位置は?
ざっくりとでもこれだけあるのに、これをそれぞれの項目で「自分はどの髪質に当てはまるのか?」を把握するのは容易ではありません。
誰がどう考えてもこれ以上効率がいい方法はないでしょう。
ただし!!
現実的には美容室側でもそこまで丁寧に説明する時間が取れなかったり、表現の仕方が美容師さん個人によって様々なので難しいケースが多いように感じます。
そもそも美容室は気軽に行きにくい?
ここまででいかに美容師さんに「自分自身の髪型にまつわること」を教えてもらうのが重要か伝わりましたでしょうか?
まずは髪型はとっても個人差があり、それを自分で理解することが大事です。
そういう意味で言えば美容室はただ施術やサービスを受けに行く場所ではいけないと思うんですが・・・ここでも少し問題があります。
「美容室には気軽に行けない」「どこに行けばいいのかわからない」こんな声を本当に多く聞きます。
なぜなのか?
1 美容室の形態
まずは美容室の形態です。
これは致し方ない部分もあるし、慣習的にそうなっているところが多いのではないかなと思うんですが・・・「いちど席に座ってしまったらよほどのことがない限り途中で帰ったりできない」ですよね?
「いやいや私は気に入らなかったら途中だろうが半分しか切ってなかろうが帰るわよ!」って方はまずほとんどいらっしゃらないでしょう。
そう、美容室って圧倒的に途中での進路変更といいますか、「やっぱりやめとこう」ができないんですよね。
最初のお話の段階(カウンセリング)で「あっ、なんかこの人違うかも」とか「本当にわかってくれてるのかな?」って思っていてもたいていの方はなされるがままです。
そこで「やっぱり帰ります」とは言えない。
しかもそこそこ長い時間滞在するわけですから・・・仕上がりがそんな不安を吹き飛ばすくらいバツグンに良ければいいですが、そうじゃないことも多いわけです。
仮に最初の段階では思わなくて、カットなどの施術が進んでいく過程で「あれ、なんか思ってるのと違うかも」と気づいても・・・やはり途中で終わられてしまうわけにもいかないのでみんな言い出せないはずです。
最後には仮に気に入っていなくてもお金は払わなきゃいけないし。
しかも気に入っても気に入らなくてもその髪型はしばらく自分の頭について回るわけです。
こういった「美容室の形態」がひとつめの大きな理由です。
2 髪の毛はすぐに伸びない&戻せない
これは美容室が髪の毛を切るところであるゆえの特性ですが、基本的には髪の毛は一度切ってしまうと元には戻せません。
なおかつ、それが仮に自分自身が気に入っていようがいまいが、髪の毛が伸びるスピードはほぼ一定です。
つまり失敗した時に「まぁいっか」と思いにくい部分であるのが2つめの理由です。
洋服であれば、買ってから気に入らないことに気づいたら、単純に着なければいいし、もしくは売ってしまう、返品することも可能ですよね?
飲食店であれば、美味しくなければ残すという選択肢もあるし、その時がまんすればいいことが多いでしょう。
しかし髪の毛はそうはいかないわけです。こういった理由が目に見えないけれど、心理的なハードルになっている人はかなり多いはずです。
解決策は「コミュニケーション」しかない
美容室でのいわゆる「失敗」というのは何が原因で起こるのでしょうか?
たいていは美容師側の「技術力やセンス」が直接的な原因になりそうですが・・・もちろんゼロじゃないけど、本当の問題は実はそのはるか手前にあったりします。
それが「コミュニケーション能力」からくる問題です。
「そんな大げさな。美容師なんだからみんなコミュニケーションは上手でしょ」
「人間誰しもコミュニケーションはとってるんだからそんなのに大きな違いはないでしょ」
そんな声が聞こえてきそうですが、実はこれこそが最大の問題です。
これは断言できますが、美容室でおこる問題や失敗はほとんどが「コミュニケーション」が原因で起こっています。
そしてそのことにほとんどの人が気づいていません。
しかもさらに都合が悪いことに、コミュニケーション能力っていうのは目に見えないですよね。
世の中には髪型や写真や場所や値段や口コミなど、目に見えるもので美容室や美容師さんを探すツールは数あれど、目に見えないもので探すツールは当たり前なんですが、ほぼありません。
本当は1番大事なのはずなのに・・・。
コミュ二ケーションが大事じゃないなら、これだけ世の中に髪の毛やヘアスタイルに関しての情報があふれているのに、悩んでいたり苦手意識があるかたがかわらずたくさんいらっしゃるのはなぜでしょうか?
これはやはりどんなにカンタンに可愛くなれるセットの仕方や髪型であっても「わたしの髪質や髪型に合わせて自分でその方法をアレンジしなきゃならない」ってことです。
自分でそれができれば困っている人はいないはずですが・・・それができないからみんな「やってみたけどできない、ならない」わけです。
「んじゃどうすればいいんだよ!?」って声が聞こえそうですが、僕が考える答えはシンプルです。
最大30分間、カウンセリングのみでも髪型は変えられる
めちゃくちゃ長くなってますが・・・上記のような問題点を考えたときに、なるべくそのハードルをクリアにしながら、少しでも多くの方に自分自身の髪型や髪質について知ってもらい、自分自身の髪の毛や髪型を楽しんでほしいと思っています。
ここでざっくりと現代の美容室やヘアスタイルに関する問題点をまとめます。
髪型が思い通りにならない要因
- そもそもヘアスタイルは個人差がかなりある
- 自分の髪の毛のことをみんなほとんど知らない
- 初めての美容室は行きづらい場合が多い(時間もかかる、お金もそれなりにかかる、最後まで仕上がりがわからない、途中で帰れない)
- 髪の毛はすぐに伸びないし、切ったら元には戻せない
- 美容室で大事なのは技術よりもコミュニケーション能力
じゃあこれらの問題をなるべく多く解消できれば、もっとヘアスタイルを楽しんだり、美容室に苦手意識のある方がサロンに足を運びやすくなるんじゃないかと考えました。
その答えが「カウンセリング(相談)のみ」でのご来店です。
もちろん人にもよりますが、髪の毛なんてカットしなくても髪型は変えられます。
- まずは客観的に自分自身の髪の毛について知ること
- その上でどう髪の毛を扱ったりするのがいいのか?どう髪型を選べばいいのか?などを知る
これだけです。まずは「知る」だけでいいんです。
それだけで、絶対明日からのヘアスタイルも意識も変わりますよ。
想像してみてください。
- 毎日髪の毛を触るのが楽しくなる自分
- 異性から「雰囲気変わりましたね」と言われる
- ヘアスタイルにかける時間が短くなるのに印象は良くなる
- どんな場所にでも気負うことなく出歩ける
- 何に対しても自信が持てる
大げさに聞こえるかもしれませんが、すべて本当のことです。髪型でこれだけ変わるんです。
性格だって明るく元気に、社交的に変わるんです。そういう方を何人も見てきました。
ぜひ一度でもいいのでいらしてみてください。時間内であれば実際に髪の毛を拝見しながらお話を伺い、困っていることや悩んでいること、そのための解決法など・・・可能な限り具体的にご相談に応じさせていただきます。
仮に失敗しても(しないけど)、失うのは30分の時間だけです。髪の毛も切らないので、その後すぐにでもほかのサロンにカットにも行けます。
でも、確実にその時間以上の価値を提供します。
必要なのは、ほんのちょっとの行動力だけです。
カウンセリング(ヘアスタイル相談)のみ | |
時間 | 最大30分間(平日のみ) |
料金 | 無料 |
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